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概要
Sar/on railsはインドネシアの民族音楽「ガムラン」の持つ精神「ラサ」に着想を得た音楽作品です。 長年演奏してきたガムランの演奏法に着目したことから生まれました。
ガムランを演奏する際の「音板を叩くと同時に、一つ前に叩いた音を止める」という動作の反復から生まれる独特の没入感を ガムランの味わい、情緒(ラサ)の一種であると捉え、ミニマルな音楽要素から得ることを試みました。
本作品ではガムランの音板・自作のスポンジ音板・自作の楽器台を用います。また、作品の進行は指示書によって規定されています。 奏者は3人で、2人の奏者は単純な動作を繰り返すだけですが、 交換手が音板を交換したり取り除くことによって、メロディーに変化が生まれ、作品を形作ります。
クレジット
- #1(2019年7月初演): 鈴木健太・星安澄・森田了
- #2,3(2019年11月初演): 津曲洸太・林暢彦・森田了
- #4(2022年2月初演): 吉島智仁・小山理恵・森田了